「心の部屋」

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04. 迷いが苦しみを生む

 飲食店に私が入店する際の様子を紹介いたします。

 店員がお冷を持ってやって来ます。
「ご注文がお決まりになりましたら...」と店員が言う前に、私は注文するものを伝えます。
そんな私。 入店してから5分も、うっかりすると10分も、何を食べようか迷っている人を見ると、とてもストレスが溜まります。
(大きなお世話ですね)

 様々なメニューを持つレストランや大きな食堂であれば未だしも、ラーメン専門店やカレー専門店における数少ないメニューの中から選ぶ事に迷ってしまう。
しかも、見た目には地位も名誉もあると思われる立派な紳士が。
「この人は、大した人物では無いな!」と心の中で呟きます。
(更に大きなお世話ですね)

 思い起こせば、私もずっと長い間「優柔不断男」を演じて来ていました。
そして、選択を間違えたと、後々悔やむ事がしょっちゅうありました。
そんな私ですが、ある時期から「即断即決男」に変身しました。

 但し、何となく自然に変わって行った訳ではありません。
迷った挙句に後悔する事に辟易(へきえき)して、自主トレを開始したのです。

 私が出した結論はこうでした。
「あれこれグタグタ迷うから、選択を間違えたのだとの後悔も生まれるのだ。 常に自信を持って即断即決すれば、きっと後悔は残らない!」
常にこの事を念頭に置いて行動するよう心掛けました。

 お蔭様で、ある時期から「後悔」は殆ど無くなりました。
勿論、選択を誤る事は有りますが、都度都度に強い主体性を込めて決めているので、次のプラスに繋げる事ができているのだと思います。
宜しかったら、皆さんも練習を重ねてみて下さい。
飲食店で行える練習からスタートです。



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